ホムス刺繍のプリントシール
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ホムス刺繍のプリントシール

*ホムスから届いた刺繍の図柄をプリントし、シールにした作品です。刺繍そのものではございません。
*30cm×20cmのシートの中に、40枚の図柄のシールが入っています。

貴重な刺繍のため、オリジナルの刺繍は展示用として保管しております。
ホムスの刺繍が届くまでのストーリーをご覧ください。

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ホムスの刺繍:語られない歴史の証
イブラ・ワ・ハイト 山崎やよい

ホムスは、シリア第3の都市である。
シリアでの反政府運動が始まった2011年の3月以降、この運動の中心地となったが、その後、激しい武力弾圧を受け、2014年5月には旧市街を政府軍が掌握した。この抗争の中で、周辺の諸地区は多大な物的、人的被害を被るとともに、封鎖が行われ、人道支援などの搬入が著しく困難になっている。

「イブラ・ワ・ハイト」は、紛争以前からのシリア人の友人を通して、これらの地区で支援活動を行っているグループとコンタクトをとってきた。
しかし人道支援グループのメンバーも次第に窮地に追い詰められ、多くが国外に出ざるを得なくなった。しかしその中で、最後まで現地を離れられない数人が残った。その一人が現在も私たちが通信をとり続けているバナーンである。

バナーンは途方に暮れていた。彼女は支援が焼け石に水であること、そして人々の苦しみの真の解決にならないことに気づいていた。彼女のメッセージにはいつも、ためらいがあった。しかし、自立を共に目指したいとの我々の意向は、彼女の求めていたそれでもあった。
彼女とその友人たちは、一歩踏み出すことにした。
メンバーには刺繍等の経験がなく、また指導してくれる人もいない。材料も不足しており、技術的にも質的にも進歩を促すのは非常に困難であった。それでも彼女らは自分たちの想いを託そうと何枚かの刺繍を刺した。不安定なネット環境の合間を縫って写真を送ってきたが、非常に稚拙な出来であることが一目瞭然だった。しかし、彼女は言った。刺繍を刺している時間は心が安まる。次にはもっと綺麗に刺せるようになって見せるわ、と。
それなりに刺繍は作り溜まって来た。でもまだまだよね、半ば諦め加減の彼女に、我々は言った。買い取るよ、あなたたちの仕事を無駄にはしない、と。この時の彼女の喜びようと言ったら・・!

そして今年の10月。待ちに待った刺繍が日本に届いた。
実に2年越しのメッセージ。彼女らの想い。ほつれた糸、お世辞にも綺麗とは言えない布。
でも、だからこそ、彼女らが、そこにいる。

¥ 800

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※1回のご注文毎に送料180円が掛かります。